大人こそ知っておきたい中学公民学び直し

大人が中学公民を学びなおすためのサイトです。ニュースに出てくるような政治経済の難しい言葉のほとんどは中学公民を勉強すれば理解できます。大学で政治学や経済学などの社会科学系をやっていない人にも理解しやすいように作っておりますので、ゆっくりと自分のペースで読み進めてください!

(1.1.2)進む情報化と変わる私たちの社会

第一章の続きです。

 

二つ目は「進む情報化と変わる私たちの社会」というテーマです。

 

インターネットの出現から、私たちの生活は、良い意味でも悪い意味でも大きく変わりました。

時代に取り残されないためには、常に情報を取り入れるしかありません。

ただ、何かを調べようとしても、あまりに知らないことがあり過ぎると検索ワードさえ思いつかないことがあります。

ここでは、情報化やICTといった基本的な単語から解説していますので、キーワードを押さえながら読み進めていきましょう!

 

 

《情報通信技術の発展》

 インターネットや携帯電話の発達によって私たちは様々な情報や知識を得ることができ、友達や家族の家族と繋がりゲームを楽しんだり、買い物をしたりすることができます。

このように私たちは、国内だけでなく世界中の国の人たちと自由に交信できる情報化が進んだ社会に暮らしています。

コンピューター、モバイル端末、通信技術(ICT)などが一体となって進んできた情報通信技術は、すでにそれがなかった時代を思い出せないほど私たちの暮らしを変えました。現代社会は電子記号を仲立ちとする高度情報社会になったのです。

 

《情報化によって変わる社会》

 情報通信技術は世界を成り立たせている人と人とをつなぐ技術です。これをうまく活用すれば科学技術が一層発展し、政治や経済の仕組みにも良い効果がもたらされると期待されています。また、体に障害のある人たちも生き生きと社会に参加することができたり、多くの人々がより多くの情報を使ってよりよく世の中を理解することができるようになるでしょう。見知らぬ豊かな世界の文化との交流を進めることができるようになれば私たちの暮らしは一層豊かなものになっていくことでしょう。反面、高度情報社会では私たちの行動は監視され、記録され、他人に知られたくないことまで多くの人に知られてしまう危険も高まります。

 

《情報化を生かすために》

 あらゆる科学技術と同じように、情報通信技術は不注意だったり悪用する人がいたりすると、お金を騙し取られたり心が傷つけられたりする人が出るなどの被害を生んでしまいます。情報通信技術に不具合があると、電車などの交通網や企業の仕事や大事な通信の働きが大規模に損なわれるなどの被害をもたらしかねません。私たちは情報化を生かすために情報を正しく判断して活用する力(情報リテラシー)や情報を使う考え方・態度(情報モラル)を身につけてできるだけ多くの人が参加できる社会を作っていかなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

本文にもあるようにインターネットの発達して昔はできなかった様々なことが可能になりました。

例えば電子マネーでお金を支払ったり、ビデオ通話で遠隔にいる人とコミュニケーションを取ったり、 大きな施設がない田舎の病院などでも詳しい検査が受けられるようになったりと、

情報通信技術の進歩によってもたらされた恩恵は計り知れません。

 

最近では SNS なども発達していて、遠くにいる友人と連絡を取ることもできますし、現実ではなかなか知り合えないようなニッチな趣味の人とも付き合うことができます。

語学が堪能な人であれば海外の人と友達になることもできます。

 

 

ここで、インターネット普及率を見ておきましょう。

 

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2018年現在ではインターネットの利用は更に増えているでしょう。

 

本文にも書いてありますが僕たちはもはやスマートフォンやパソコンがなかった時代のことを思い出せないくらい、私たちは通信技術がある生活に慣れ親しんでいます。

もっと言うと、10年くらい前にガラケーを使っていた頃のことも懐かしく思ってしまうほどです。

それくらい情報通信技術の発展のスピードは目覚ましいものがあります。

 

 

 

基本的には本文に書いてあることで十分だと思うのですが、用語の解説だけ少し付け加えておきます。

 

ICT」とはInformation and Communication Technologyの略で、情報通信技術と訳されることが多いです。

一昔前までよく使っていた「IT(Information Technology)」とほぼ同じ意味を持ちますが、コンピューター関連のものを直接扱う技術をIT、コンピューター技術を社会の中でどう活用するかに着目する場合をICTと、区別して用いる場合もあります。

 

ICTのCはCommunicationであることからなんとなく想像がつくと思いますが、ただの情報交換ではなくて、相互関係的なコミュニケーション面も重視しているということがわかります。

ですので ICT という時は、サーバーやインターネットの技術だけではなく、ビックデータの活用や、ソーシャルメディアなどのサービスやビジネスについても含めて考えていることが多いです。

 

 

見たような言葉として IoT というものがありますが、これは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と呼ばれています。

(もうちょっとかっこいい訳し方がないですかね笑)

 

建物、電化製品、自動車、医療機器など、パソコンやサーバーといったコンピューター以外の多種多様な「モノ」がインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすることです。

 

例えば家庭においては、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの電化製品が外出先からコントロールできることなどを指します。

自動車においては、車に搭載されたセンサーや、道路に設置されたカメラなどがインターネットと接続されることで、車同士の情報交換が行えることなどを指します。渋滞などの道路情報の他に、道路の先の障害物情報や天候情報など、運転に関する様々な情報を知ることができます。

 

身近な例で言えば、 Amazon Echo や LINE クローバなどのスマートスピーカーの類もそうですね。

テレビなどの電化製品がスマートスピーカーと連動していて、さらに音声認識で指示を理解できるということです。

 

 

情報通信技術が発達したということは、人々の生産性が大きく向上したことでもあります。

 

例えば遠くにいる人に何かを伝えたいと思ったとして、昔だったら手紙ぐらいしか方法がなかったと思います。

そしてその手紙も人が運んでいたわけです。

まあ、馬に乗ればちょっと早いかなぐらいのもので、 東京大阪間でも3日ぐらいかかってしまうのです。

やがて電車などができて、物を運ぶスピードというのは格段に上がるのですが、それでも現在のメール一通、 LINE 一通というスピード感にはどう考えても勝てないわけです。

情報交換が高速でできることによって、情報を伝えるということに割くリソースが少なくなったわけで、その分、人は別の活動に専念できるようになります。

 

また、電車の運行状況なども、一昔前だったら駅まで行ってみないとわからなかったことも多いのですが、今ではインターネットで運休や遅れの情報が手に入るようになっています。

これによって次の予定を立てやすくなったり、無駄足を運ばずに済むことになります。

このように現代の生活は、情報通信技術に支えられて成り立っており、もはやそれなしで生活することは不可能なのではないかというレベルまで浸透しています。

 

 

情報通信技術は私たちの生活を豊かにしてくれましたが、そのあまりに大きな便利さの裏に、今まではなかった新しい問題も生まれています。

インターネットで知り合った知らない人同士が犯罪に手を染めたり、電子マネーやクレジットカードを悪用したり、 GPS 機能を利用してストーカーをしたり、 といった犯罪のニュースは途絶えることがありません。

 

また、情報通信技術の便利さを享受するあまり、停電が起こったりネットワークトラブルがあったりすると、個人だけでなく企業や都市全体の機能も大きく損なわれることがあります。

情報通信技術に依存するあまり、それなしでは普通の生活もできない人が多くなってしまったのです。

 

 

本文にもあるように、情報化によって便利になったからこそ、情報リテラシー情報モラルを高める必要性は高まっています。

情報通信技術を使えるかどうかによって生活レベルが異なってくるというデジタルディバイドも大きな問題です。

 

 

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